FC2ブログ
≪ 2011 10   - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - - -  2011 12 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

「あーもう
 ほんとうに好きでした
 次生まれたら絶対俺と結婚してください
 一緒になってください
 そのときを待ってます
 体に気を付けてね
 さようなら・・・って言いたくない
 身勝手でごめん
 またどこかで」

【テル】の 苦しい表情が見えるような返信

これ以上 私からメールしちゃいけない

本当に本当に 本当に終わりなんだ




最後に 心温まるようなメールがもらえて 嬉しい

物思いに耽りたくても 主婦にはそうはいかない

家族と会話をしながら 笑いながら 見つめ合いながら

心ここに非ずの私がいる

ぽっかりと・・・空虚感




最後に会うとか 会って話し合うとか

それすらも無いほど 彼の意志は固い・・・

会えば 気持ちが揺らぐから?

悩んでたのね ずっと・・・

そして このままじゃいけないって

他の男なら 若さをいいことに 今が良ければいいじゃん

そんな風に思って続けるだろうに

真面目だったんだね 彼は

けじめが無いまま 突然別れを切り出された私は

どうやって 受け止めたらいい?




深夜

彼から電話が入る




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


もう会えない・・・

その文字の後が 長く空いてる

もしかして メールをスクロールしていったら

「な~んてね」って 文字が出て来るのかな?




でも 長いスペースだけで メールは終わってる




【テル】は 本気?

何があったの・・・

「友達の相談を受けてた」・・・「別れ話や結婚話」

そこで 「自分を省みた」?




わかる・・・わかってる

後先考えず 適当でいる人じゃない

他人の話を聞ける ちゃんと考え思う人だから

本当に考え 今の自分の現状を・・・現実を

知ってしまったのね




こういう時って・・・どうすればいい

私の立場だと 引き留めちゃいけない

泣いてすがってもいけない

だからって 笑って手を振れるほど 相手を粗末にしたくない

大人を見せる?




「うん わかった
 いつか来ると思ってたから
 良かった 現実が見えて
 このままなわけないしね
 じゃ 幸せを掴んで
 バイバイ」



精一杯の 大人の振りと 皮肉と 嫌味が入り混じった文字

バイバイは 余計かなと思う反面

いきなり別れ話を持ち出した彼への あてつけ




メールを打ってから 家事が思考回路無くやり過ごされる

早く 一人の時間が欲しい

気持ちが落ち着かない

時間になり ひとり運転し始め メールを振り返る




本当に もう会わないのね・・・

あの 毎回会う度 はにかんでいた笑顔が 二度と見れない

華奢に見えるのに胸幅がある体にも 触れることが出来ない

いつも口臭を気にしてた 無臭のキスも もうできない

あんなに・・・尽くしてくれた男性は 初めてなのに

私は そんな完璧なデキタ男を 失ってしまったのね




目の前の景色が 滲む

喉の奥に 石が詰まる

徐々に 会えないことがどういうことなのか 実感が沸いてくる




マジで?

泣きながら 自分に問う




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


「久しぶり 元気だよ 最近色々考えることがあって
 ごめんね 連絡しなくて アイさんは元気だった?」

【テル】が謝るほどのことでもないのだけど・・・

「私は 風邪ひいてたw 明日 会えそう?」




それきり 30分以上返信が無い・・・

まだ 仕事中だったのかしら

『色々考えること』って・・・

この間の友達とのお出掛けで 何かあったかな

気になる子でも できたとか・・・

やっぱり このブログがバレたとか

それとも 【調教師】の存在が サイトを通じてバレたとか

返信を待ってる間の時間は長すぎて 妄想が止まらない




「色々考えてたっていうのがそのことでもある」

そのこと・・・

息が・・・止まる

血流が止まるような フリーズ

固まりながら メールをスクロールしていく




「本気でずっと一緒にいる相手を探そうと思う
 今は他に好きな人はいないし 今でもアイさんのこと好きだけど
 ごめんね勝手で もう逢えない」




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


静か・・・

静かすぎる

なんだろう

【テル】から メールが無い

私から電話したのが1週間前

休みともなれば 予定を聞いてくる彼なのに

何の連絡も無く 休みが過ぎる

それなら 前から約束していたイベント日の詳細打ち合わせは?




寒い冬が嫌いな彼だから 私みたいに風邪でもひいて

一人アパートの部屋で 寝込んでやしないかしら

それとも 私との逢瀬に嫌気がさして

中年主婦に入れ込んでる自分に 目が覚めたかしら

それとも このブログに気付いて 怒って無視してるのかしら




「元気? 風邪などひいてませんか?」




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


この日は 午前中だけと約束していたからには

ドライブデートを楽しんだ後では ホテルに行く時間など無い

人気のない場所に車を停める【調教師】

「人が 来るよ」

そんな言葉も 彼の耳には届かず 私の上に覆い被さり

私にカラダを預ける

心地イイ重みを抱きしめ 彼の存在を堪能

大好きな彼の唇も 舌も 腕も 背中も

今だけ 私のモノ

他の女と寝ようが 今ここにいるのも 同じ彼



案の定 車が通る

「ダメだよ・・・」

起き上がり 渋々 車を走らせる彼




「舐めて」

「え・・・」

車を走らせながら 彼は 腰のベルトを外す

バカップルみたいなことは 嫌いなのに・・・

彼の気持ちを 口の中で確かめる

気持ちいい?

気持ち良くない?




短い時間のドライブデートも

濃密なホテルデートより 満足感たっぷり・・・

抱かれないときほど  愛を感じる不思議

男は 抱いてるときの方が 愛を感じるのでしょうね




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


「他の女と会ってたら 怒る?」

「怒れる立場じゃないでしょ」

そこから始まる 【調教師】のセックスライフ事情

誘い方から 会話 ホテルへの持っていき方

人間観察的に 客観視しながら聞いてる私

「妬ける?」

「ん~・・・前より冷静に聞けてる」




ただ 彼はどんなふうに 他の女性に触れるのか・・・

他の女性にも キスしてることに・・・

リアルに想像したくなる自分を 

どこかで 隠してる

「耐えられなくなるようにして ホテルに誘って・・・」

「また 会ってもらえそう?」

「ん~ちょっと調教しすぎたかも」




そう 私の時と同じか

最初に刺激的なセックスをする彼

その後 忘れられないほどの記憶を残し

また会いたいと思わせる

嫉妬に駆られる前に 脅しをかける私

「じゃ~今度は私が やり返そうかな」

「・・・・・」




最近では 他の男性と上手く会えない話をしてる分

あながち冗談にも捉えられないはず

他の男性にも会おうとしてる私の行動は 彼にもわかってる

最初に そんな話をし合える仲がいいと言ってた彼は

思い通りになることを望んでる?




まったく・・・

悦ばせてみたり 突き落としてみたり

私に どうして欲しいの?

妬いて欲しいの?

反応を見て楽しんでるの?

そんなことして 私の心を掻き乱すから

私は もう一人の優しい男を手離さないのよ




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


寝起きの【調教師】は饒舌

晴れ間のドライブデートに気分がイイ私も饒舌

二人で 譲らずおしゃべり

助手席で 流れる景色を見ながらドライブ しかも

天気がイイとなれば 次から次と口を開きたくなる




平日だというのに サービスエリアは人でいっぱい

「降りる?」

「うん」

誰も知らない場所なら 40女のミニスカートも恥ずかしくない

せっかくなら 彼のためにおしゃれした格好で

二人並んで歩きたい

「お茶 買って」

「何がイイの?」

彼の こういう甘えるところが好き

「熱っ!!」

ホットコーヒーの予想外の熱さに耐え切れず

カップをカウンターに置き 手を替えようとすると

彼の大きな手が カップホルダーを縦に掴む

小さな気遣いと優しさに 頼もしさを感じる瞬間

無精髭に 伸びきった髪は 平日にブラブラしてるニートそのもの

それが気にならないほど 彼を好きなことに気付く




「アイのこと 他の女に自慢した」

「え? 言ったの?」

「ダメ?」

「いや・・・男が下がるよ」

「何も無かったら ホントに付き合いたい女がいるって言った」

「・・・・・」

「付き合えばいいじゃんって その女に言われて」

「・・・・・」

「付き合えないって・・・どうしてって言うから」

「・・・・・」

「人妻だからって・・・」




この手の話は 独身女からすれば

『その人妻は ちょっとくらいイイ女だからっていい気になってる』
『旦那が居る癖に年下の男に手を出して不潔』
『この男も馬鹿だ 手に入ら無いものに執着して』

私が独身だったら こんな見解

目の前の若い私よりも 年増の人妻がイイと言ってることに

ひがみ 嫉み 軽蔑し とっととその男は諦める

きっと 彼にそんな話をされた女性も

大して変りない思いだったろう




さして イイ女でもない私は なんなんだろう・・・




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


待ち合わせ場所に行くと 【調教師】は車で寝てる

「着いたら 起こして」とメールの通り

助手席に乗り込み どうやって起こそうか

彼を見つめていると 薄目を開けて 私に気付いた彼

無精髭を手でなぞり 2週間ぶりの彼に触れる

「また 髭・・・」

「うん・・・」

「帰ってないの?」

「ん・・・」

「車中泊?」

「うん・・・」

彼の手が 頭 髪 背中へと伸び 私を引き寄せる

「あ・・・ダメ・・・向こうの車に人が乗ってる」

「シート 倒して」

「ダメだって・・・」

毛布を被せ キスをせがむ彼

嫌がる私の足が暴れ 彼の視界に 白い太腿が映る

彼は一瞬で目が冴え 起き上がる

「目が覚めた?」

「うん」

そう言うと 私の太股の間に手を滑り込ませる

この日 彼のリクエストで 出で立ちは ミニスカート

普段も何も ここ10年と履いていないミニスカート

知ってる人には いい年してと思われるから履かない

家族の前では 心境の変化と勘繰られるので履かない

たとえ趣味のパーティーでも 膝丈がいいとこ

それが 膝上10センチにロングブーツ

彼を誘惑する気満々の 肌色のストッキング

思いの外 喜んでもらえると 私まで嬉しくなる




彼の喜びは 行動になって表れ

ラブホへは行かず 車を走らせる

密室に籠るには勿体ないほどの晴れ間

ドライブデートと しゃれ込みますか




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


熱で節々が痛み 頭痛も引き出している

測る度に上昇する体温

家事を怠けて 外食にするも 笑顔が痛々しい

むしろ 汗だくで掃除したほうが 割りとスッキリ

そんな日から一夜明け 次の日

その日も まだ熱を奪われた後遺症は残るも

夜には 外の空気が吸いたくなるほど元気になり

コンビニまで 携帯片手に散歩




「もしもし」

「あ~こんばんは どうしたの?」

「ん? 何となく・・・」

「ww 何してるの?」

「夜の散歩」

「え~!? 大丈夫?」

「うん 私みたいに携帯で話しながら歩いてる人 いる」

「じゃ~ 同じく家で掛けられない人に電話してるんじゃない?」

「ww そうなのかな・・・」




家で掛けられない 【テル】への電話

本当は 【調教師】の声が聞きたいけど

仕事をしてる曜日は 早く寝てるって言ってたし

優しく対応してくれる【テル】に電話をしてしまう私

私が会話を途切れさせても すぐに話を振ってくれる

声が聞きたいのなら いくらでも聞かせてあげる

そんな彼の優しさに 甘える私




どうして メールが無いと寂しいのだろう

好きでもないくせに?

ん~ん 好き

彼も 好き

も?

二人とも 好き

欲張りな女・・・




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


誰にも 誕生日を告知していない

ゆえに 誰にも何も言われていない

それなのに

私の前には 甘そうな・・・

学生かと思うほど あどけない顔立ちの若者




その日彼は 私が誕生日であることなど知らずに

私を抱く

どうして こんなことになったのだろう

来るもの拒まない私の悪いところ

試したいのね

いくつまで 受け入れられるのか

いくつまで 女でいられるのか

捨てられ 誰にも相手にされなくなる日が

いつなのか・・・




どうやら まだ女らしい

彼の私を見つめる目に 罪悪感の後ろめたさ

【テル】は あんなにも愛してくれてるのに

何をしているの 私は・・・




にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛スタイルへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 女の本音・女心へ


現在の閲覧者数:

アイ

Author:アイ

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
[ジャンルランキング]
恋愛
172位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
85位
アクセスランキングを見る>>
QR