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彼は・・・

私に会う気は あったのかしら





「今日 仕事が休みで そっちの方に行くけど お暇?」

「雨になったら 暇になるかな」

でしょうね

そんな予感がして 天気予報を気にしてた





先日の暑い中 バイトをしていた【調教師】に

10ヶ月ぶりに 会いに行ったことは

彼のお褒めに預かり

衝動に駆られたとはいえ 後悔していない





その時に預けた 保冷バッグを

いつか返してもらうという

約束を取り付けたことに 喜びを感じていた

けど

その返事を待てずに

1週間しか経ってないタイミングで

自分の方から 連絡してしまったことは

多少の後悔・・・





数時間後

「お昼まだ?」

「うん」

「ラーメンでもいい?」

「うん!!」





嬉しい・・・

何度も 空を眺め

雨乞いをしている自分がいた

何時間経っても

曇空だけで 雨は一向に降っては来なかった

でも

彼からの連絡は 来た





逸る気持ちとは裏腹に

なかなか彼の待つ場所に たどり着かず

何度も 「遅れる」 とラインする





懐かしい待ち合わせ場所に着き

懐かしい顔を見つけ

彼の車に乗り込む





汚い・・・

車内が 異様に汚い

土埃だらけだ

全く 掃除をしていないのが丸わかり

いくら 忙しかったとは言え

そんな汚い状態でも構わない女って訳ね 私は





それなら

他の女は 乗せてないのかしら

もう 女性に対して 性欲はないのかしら

いつものごとく ネットや漫画から

オカズを見つけ 自慰にふけってるのかしら





もう 私には・・・性欲がわかないのね

そもそも ホテル代をかけることも惜しまれるほどに

降格しちゃったのね





ただの 「お友達」 か・・・





「今日は 俺が払うよ この間のお礼」

「ありがと」

どれだけ 私に払わせる気なのよ いつもは





「あとは これ お礼に」

「ありがとう」

彼の仕事の作品・・・

「なんか この間以上に貰ってる・・・わらしべ長者?笑」

「嬉しかったから」





違う返礼が 欲しかったな・・・

でも

もう ないのね





どいつもこいつも

私を 女として見られないなら

もう引退かな




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「甘いものが飲みたい」

暑い中 バイト中の彼の わがままを

快く引き受け いそいそと走り回る私





パシリに使われることは

自分を見てくれていれさえすれば

仕事でも プライベートでも

喜んで こなす私





自分に自信がないから

文句を言わずに 素早く動くのか

それとも 逆に

自分に自信があるから

素早く動き 自分を可愛く見せてるのか

潜在意識の中で 両方持ち合わせてる気がする





バイト中の【調教師】の彼に

しばらく話しかけるも

これ以上 何もできないし

遅くなれば ネガティブになる帰り道

それなら こちらから




「私 もう帰るね」

「帰っちゃうの?」

「バイト まだ終わらないでしょ?」

「うん 後片付けまであるから」

「その 保冷バッグ返して」

「あ 今度返すよ」





今度?

また 会えるの?

その機会を 与えてくれるの?





「ま いいけど」

心とは裏腹に

素っ気ない返事をする 天邪鬼な私

「気をつけて帰るんだよ」

「うん じゃあね」





天気もよく

気分も良く

何故か 明るく別れて 帰路につく





約束をすることが

こんなにも 女を安心させ

イキイキさせるんだ・・・





男は こういう女の扱いを

知るべきだな





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あれほど

【調教師】の彼とは もう連絡しないと

心に決めたのに・・・





きっかけを見つけた瞬間

決心は揺らぎ

あっさりと 普通にラインをしてる自分がいた





「あの漫画の続きが出てるよー!」

「あれって 続くの?」

彼もまた 普通にラインを返す





すると そこに写メが添付されてくる

それは 見覚えのある風景

「え? そのイベントって今日だった?」

「うん 今日と明日」





本当は 何となく覚えていた

でも 今年は あまり気が進まないから

スケジュールには 入れてなかった

昨年は そのイベントを口実に

彼に会いに行ったのに・・・





「バイト?」

「うん」

昨年同様 真夏日の天気予報

そのイベントに 行こうかどうしようか

迷うことを伝え

バイト 頑張ってね

とだけ文字を打ち ライン終了





ラインをしながらも

徐々に 行きたい衝動に駆られ

目的が そのイベントなのか

彼の顔を見に行くことなのか

どちらも相まって

心は躍り始めてる





次の日には

もう行くことで 頭がいっぱい

でも 期待すると ガッカリすることは

目に見えてるから

何も準備せずに

ふらっと 行こう・・・と考える





気合の入り過ぎない服装

でも 女性らしく 若作りな

その場に合った・・・

そんなことを考えながら

何度も 着替える私は

デートに行く気分の 高揚を感じてる





ドライブには最高の快晴

少し暑すぎる気温が

昨年と同じで 記憶を蘇らせる

もう 一年経ったのね・・・早い

あっという間に 年を取ってくわ・・・

と ありきたりの年寄り感情で

冷静さを 取り戻してみたり・・・





途中

この暑さで汗だくであろう彼のために

コンビニで 飲み物を購入

逸る気持ちを 焦らしながら

ゆっくりと 現地に向かうのは

早く行っても

彼とは 長くは話せないであろうことと

イベントは 一通り見終われば

この暑さで 居場所がないことを考えてのこと





それでも 遠距離のはずが

高鳴る気持ちで あっという間に現地に着き

慌てて 彼を探す





居た・・・

目の前にいる私に気づかない彼

まずは 車を停め

彼のところに 向かう





「あ! びっくりした」

「お疲れ これ買ってきたんだけど 飲む?」

「飲む」





変わってない

10ヶ月ぶりの 彼の姿に

やっぱ ブサメンだなぁ

と 懐かしく思う

それに 出会った頃より

15kgも太ったから

より キモさに拍車がかかってる





なんて思って 余裕でいたのに

彼は 友達と出会い系を利用して

他の女と やってることを告白

相変わらず 私の気持ちなどお構いなしに

他の女の話をすることに 嫌気がさし

私のことを その程度にしか思ってないなら

私から連絡するのは もうやめようと思ったのが

10ヶ月前

それ以来・・・





懲りない私は 馬鹿なんだろう きっと

どうしても 彼の体に溺れた記憶だけが

何度も私を支配し

もう一度・・・

もう少し・・・

まだ・・・

と 彼への思いを募らせる





体といっても

最高の絶頂を与えてくれるわけではないのに・・・

むしろ 嫌な思いも何度もしてるのに・・・





シチュエーションであったり

行為への持って行き方であったり

甘えさせるように上から目線であったり

セックスとは 直接関係のない空気感が居心地良く

結局 何度でも 彼に愛されたいと 思ってしまう





何故かしらね・・・

彼には この気持ちを伝えていないから

ドライな関係だと 思ってるだろうけど





「すごい嬉しかったー! ありがとう! めっちゃ好き!」





彼に飲み物を渡し

彼がバイトをしてるその場を離れて

イベントに向かうと

そんな ラインが来た





直接 言ってくれてもいいのよ?

照れ隠しのスタンプじゃなくて







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「電話してもいい?」

ラインの最中 無性に話したくなり

珍しく 私からのアプローチ




600km先の 【メル友】

毎日のように来るラインが

時々 ふっと途切れると

とうとう 諦めたかな・・・

もう 終わりかな・・・

と まるで恋人のように

落胆を覚える




だから

久しぶりに ラインが来ると

嬉しくなり 舞い上がってしまう

そして

声が聴きたくなるのだ

顔も知らないのに・・・




中年女にとって イケボは

高得点

加えて おしゃべり上手で

仕事が出来る男なら

顔とスタイルは 二の次




さしずめ

ソフトな若い声に

時折 笑い声が 混じり

面白い人なら

顔は見えずとも

いや 多少残念な顔であっても

ベッドインできる私だから

声を聞くだけでも

テンションは上がる






ここまで言うと

テレホンセックスをする中年男と

たいして変わりないことで

我に返る




彼のラインが 時折 途切れるのは

出張の時か 体を壊したときと

決まってるから

何も 毎回 不安になることもないのに

そこは 出会い系サイトで知り合った経緯で

何も約束された仲でもなければ

会ったこともない関係だから しょうがない





何度も 写メ交換を打診されるけど

相手の顔を見て 雰囲気を予見してしまい

ガッカリしたくないのと

顔写真を 散蒔かれる怖さを 疑ってのこと

それも 私側の勝手な憶測だけではなく

相手だって 同じことだろう




それでも

会ってみたいな・・・と思わせる声だ





でも 昨今

出会い系やゲーム それ以外のSNS等でも

顔も素性も知らないのに

相手の言葉巧みなメッセージだけで

意気投合し はるばる会いに行って

事件に巻き込まれるケースが

痛ましいのと同時に

恥ずかしさを覚える

それを 自分もやってのけてるのだから

これ以上 恥ずかしいことはない




「もしもし?」

「はいはーい」




わざわざ夜に出かけ

駐車場に停めた車の中

やけに楽しげに笑顔で電話している中年主婦

見る人が見たら

絶対 相手は「いい仲の人」だって

わかる光景




話は盛り上がり

本当に 会いに行きたくなる衝動に駆られる

電話を切り 帰宅してから

スケジュールを確認

ホテルの宿泊状況まで見る始末





そして 次の日

日中 仕事をしながら 我に返るのだ




私ったら・・・何 調子に乗ってるのかしら

こんなオバサンが わざわざ会いにいくとか

何様のつもりよ






そのことを

早速 その晩 ラインで伝える




何も そんなに気負わなくても

近くまで来たから ちょっと会ってみる?

という程度で 会えたらいいね

という見解に 落ち着く




というのも

シワやシミはともかく

もう少し ナイスバディなら

堂々と会いにも行ける

でも 貧弱な体では

どうしても 気負ってしまうのが現状




でも・・・

2年も ラインをしてるし

会いに行ってみたい




遊びに行く 口実にもなるなぁ

と 目論む私である




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「アイ・・・今晩 ひとり?」




な訳 ない・・・

男に求められるのは 嬉しいけど

いつもいつも 自分の都合良く

会えるなんて 思わないで・・・




チャンスは そうそう転がってるもんじゃない

だから

都合がついた時に 抱かれたかったのに・・・




でも

私にメールをくれたことは

素直に 喜べる




「アイの家に 行きたい」

「無理!!!」

「アイのご飯が食べたい」

「無理!!!」




どこに そんな

家に男を連れ込む チャレンジャーな人妻が

いるのよ

あ、そういえば いたわ・・・芸能人に





現実の一般人は

貞淑な妻を演じてる主婦ばかりなんだから

そんな 修羅場が予想できるような

馬鹿なことをする自由な主婦は いないよ




きっと 【癒し声】の彼は

不意に沸いた 深夜の性欲に

私を ダッチにしたい衝動に

駆られたんでしょう




本来なら

女性として 都合のいい女扱いは

屈辱的だけど

こちらは 年齢的なハンデを抱えてる分

お声がかかるだけ マシってなもんで

むしろ 光栄に思わないといけない気がして

落ちるとこまで 落ちたなと

落ち込む時はあれど

もはや そう思われるなら

思わせとけくらいに

サバサバしたもんよね





たまには

そんなポジティブな考え・・・

の日もあるかな






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些細なこと・・・

わかってはいても

女は 不安を拭いきれない




【6年ぶりの既婚者】との ピロートークは

彼の気遣いと おしゃべり好きで

短くはなかったけど

腕枕のない 寂しさ

またね・・・の挨拶もなく

アフターメールもないことで

私を 不安にさせた




それでも

平穏な日常に 多少の潤いは

与えてもらったことに 感謝




女は

事後に 内側から溢れる

何とも言えない 満足感の潤いを

実感する




肌への 瑞々しさ

仕草への 女性らしさ

周りへの おおらかさ

そして

自然に醸し出す 余裕の笑み




単純といえば 単純

3日置きくらいで セックスしていたら

女として 衰え知らずなんじゃないかしら




そうよね

ニキビや吹き出物だらけの女性が

結婚したら 肌が綺麗になるって

昔は 当たり前のことだった

今は 結婚せずとも

気軽に セックスでき

同棲もするから

女性たちは 昔に比べて

綺麗な人が 多い




どうして 女は

こんな年齢になってから

男性を求める体になるのかしら




もっと

若くて 綺麗で ハリのあるうちじゃなくて







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彼の体にしがみつき

彼の耳元で か細い鳴き声をあげる




本当は

喘ぎ声ほどは 無我夢中になっていない

私のサイズには

【6年ぶりの既婚者】の彼のサイズは 大きすぎて

会陰は 引っ張られ

痛みを伴っている

加えて 彼の持久力




もっと 濡れるまで 焦らして欲しかったな

中は 濡れていても

溢れるほどじゃなかった

だから 乾いてる会陰が 巻き込まれて

ヒリヒリと 痛い





早く イって・・・

なんて 一番思いたくない感情だった

まるで マンネリ化した夫婦みたいだから





「すごい 持久力ね」

「そうかな? 誰と比べてんの? 旦那?」

そうね

2、3回 腰を振っただけで動きは止まり

喘ぎ声を発しようものなら イってしまう旦那と

ただの処理目的の 過去の既婚男性たちとね

正直 比べた




満たされていない私は

彼に抱きつきたい思いでいるけど

スッキリした彼は

今日は 腕枕をしてくれないし

まだ そこまで甘えられるほど

私も 親しみを感じていない

そんな 距離感のある ピロートーク




「一度に 3人の人妻と やってたことがあって」

「え?」

「同じ職場の」

「彼女たちは お互いそれを知ってたの?」

「知らなかったと思うよ」




驚いた

おモテに なるのね・・・

自慢話?




「だって 奥さんとだって するでしょ?」

「しない」

「え? すごい理想的な夫婦関係じゃない」

「うん 仲はいいよ」




セックスに対して 背徳感があり

裸を見られることすら 恥ずかしがるという彼の奥さん

2人の子供は ほぼほぼ

一発で命中したと 彼は話す

それ以外は しないという




もしかしたら

奥さんは 彼の浮気を黙認してるんじゃないかしら

いくらなんでも

男性の生理現象くらい 知ってるでしょうから

家庭を壊さない程度なら

外で 羽を伸ばさせてるとか・・・




仕事に対して 真面目で

子煩悩

生活に困らないくらいの稼ぎで

財布は 彼が握る

お互いの 息抜きに対しても理解があり

相手を思いやる優しさもある

こんな 理想的な男って いるんだ?

って 彼にも直接 そう言ったくらいだ




もし 彼の浮気が奥さんの範疇内なら

こんな 理想の夫婦 ない

羨ましいわ




そして 彼の人妻斬りは

事を荒立てない大人の女性をターゲットに

上手に遊ぶ 彼の手腕なのね





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「ごめん 隠してたけど・・・」

妊娠しない体になったことを

【6年ぶりの既婚者】の彼に

会う事前に ラインで打ち明けた





都合さえつけば いつでも会える私に

彼からの気遣い

「生理は大丈夫?」

と ラインで聞かれたから

引かれるかもしれないことを覚悟で

正直に話した




いや

全部は 話していない

きっと彼は 更年期で上がったとでも

思ったろう





「じゃあ 中出ししてもいいの?」

「うん 大丈夫」

「じゃあ膣奥までブッ込むぞー!」

彼なりの気遣いか そうでないかは

わからないけど

嬉しい・・・




彼は

ホテルで二人きりになっても

そのことには 触れない

だから

思わず 手術痕を隠してしまい

子宮がないことを 伝えていない




「アイさんは フェラは嫌い?」

「そんなことはないよ クンニは嫌だけど」

話題を振るということは

して欲しいのかな・・・

そんなラインでのやり取りを思い出し

私は彼の上にいる




彼の両腕を押さえながら

首筋から肩

乳首から下半身へと

舌を這わせ

やがて

手を伸ばしたその先の

握りしめた大きさに驚く

半分も咥えられずに

舌先を駆使することで誤魔化すしかない私に

「気持ちいい・・・」

その彼の言葉に

女の悦びを感じる




口を離してすぐに してくれるキスは

本当に 女にとっては嬉しいこと

それなのに

その後の 乳首への彼の愛撫が

恥ずかしさと 申し訳なさで いっぱいになる私




貧乳な上に さらに体重は落ち

脂肪も 下半身へ下がり

女性としての ふくよかさは皆無




いくら 顔は化粧をして若作りしても

愛されるべきボディは 整形でもしなければ

美しくはならない

彼の愛撫は気持ちいいのに

沈む心





そして 追い打ちをかけるように

彼の愛撫は 蛋白

「入れていい?」

「うん」

彼の愛撫の少なさは 昔から・・・

6年前も 5ヶ月前も 同じ

いつも こんなセックスをしてるのかしら




それとも

愛撫しがいがないボディだから?




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5ヶ月ぶり・・・

しかも 【6年ぶりの既婚者】と再び





6年前に 一度目

5か月前に 二度目

今度で 三度目

間隔を空けすぎて 毎回緊張するって・・・

面倒くさい





体もそうだが

空気感や 感性 感覚に慣れてこその

安心し 癒されるセックスが出来るというもの





ドキドキは 興奮を呼ぶけど

ソワソワした緊張感は 落ち着きをなくし

距離感を掴めずに

行動にぎこちなさを引き起こす





「緊張するんだけど・・・」

「俺もですよ」

いい加減 敬語をやめてくれないかな

それとも わざと壁を残しておきたいのかしら





「時間 あまり無いんで」

「うん いいよ」

むしろ 早めに切り上げたほうが

お互い好都合なのは 同じ思い

そう そうなんだけど でも

それは そうなのだけど

反面 ちょっと 寂しい





自分のために

時間をたっぷり空けてくれる愛情が欲しい

さっさと切り上げて帰るって・・・

本当に 処理目的・・・

いや そういう私だって

ちょっとだけ 女として愛されて

その女としての心と体を 満たされたい

そういうことなんだ・・・そうなんだけど

どうも 自分の中で矛盾が生じて困る

自分でもわかるから

余計 持て余して 自分の気持ちを処理しきれずにいる





体だけじゃなく 心も欲しいのか

何でもかんでも手に入れようなんて

虫が良すぎるから

もやもやするのだ





彼は 相変わらずの おしゃべり

会話が途切れることなく

彼の仕事の話 家庭の話 子育ての話

男の人は あからさまに話すけど

逆に 女の方の家庭の話を聞いたら

性欲は 減退しないのだろうか

女は・・・さしずめ私は

奥さんへの不満なら 構わないけど

愛情ある話は テンションが下がるってもんで

聞きたくないかな・・・





ひとしきり話すと 時間が気になりだしたのか

シャワーを促される

「じゃあ 先に入るね?」

「うん いってらっしゃい」





別々に お風呂を済ませ

ベッドに入っても

久しぶりに会う緊張感で

距離を縮められずにいると

彼が 部屋の不具合を受付にコールした





彼が 電話に夢中になってることで

彼の無抵抗の隙に 私の性欲のスイッチが入る

彼の肌に触れ 乳首を弄り

抱きしめる・・・

彼が電話を終えると 私の手は止まった

「どういうこと? 笑」

「なんとなく・・・笑」





彼は すぐにキスをくれる

たくさん 私の好きなキスをくれる

嬉しくて

いっぱい抱きしめ 彼の上に乗り

彼の両腕を押さえ

私から 襲い始めた





事前のラインで

予告していたからね

「欲求不満だから 襲うよ?」

って
 




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星座の週間占いや

古くからの迷信

霊感など

信じないわけではなく

信じてるからこそ

関わらないように避けている




見られたくない 自分の過去や本性

未来を占えば 言葉に惑わされ

本質を診断されれば 暗示にかかる

それでも 良いことは信じたい自分がいる





運気アップの待ち受け画面を

職場の子に教えられ

半信半疑・・・いや 願いを込めて

試しに 設定してみる

すると・・・





「今度の 土曜は仕事ですか?」

【6年ぶりの既婚者】から ラインメール

奥さんが 無事出産したことは

彼のタイムラインで 知っていた

お産と育児で 忙しくなるだろうから

もう 会えないかな・・・と

諦めていたのに





年末に 6年ぶりに会ってから

何度 メールを貰っても

タイミングが合わなかった 私たち

満を持して

お互いの都合が 合うことに





やっと・・・

良かった・・・

まだ 会いたいと思ってもらえるだけでも

というか

【癒し声】の彼と会ってから

体の疼きを 持て余していたところ





待ち受け画面の 効果かしら







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